■ スズキ MRワゴン モデルチェンジ推移2006年1月20日 |
スズキニュースリリースより
----------------------
スズキ、軽乗用車 新型「MRワゴン」を発売
スズキ株式会社は、軽乗用車 新型「MRワゴン」を、1月30日より全国一斉に発売する。
「MRワゴン」は、2001年12月の発売以来、スタイリッシュなモノフォルムの外観と、乗る人の心地よさを追及した上質なインテリアで好評を得てきた軽乗用車である。
今回発売する新型「MRワゴン」は、子育てと日常の生活を両立させている女性「ママ」を主なターゲットとし、彼女たちのライフスタイルとニーズに応える、ママと子どものためのワゴン「Mom's Personal Wagon」を開発コンセプトとしている。
新型「MRワゴン」は、プラットフォームやボディーを一新し、静粛性や狭い道での取り回し性といった軽自動車に求められる基本性能や、安全・環境性能を向上させたことに加え、「かわいいけど甘すぎない、モダンさと上質さを併せもつデザイン」、「ショッピングがもっと楽しくなる、ママに便利な機能と装備の充実」、「子どもにやさしい機能と装備の新採用」を商品特長とした、親子のふれあいを大切にした新しい発想の軽自動車である。
● 新型「MRワゴン」の主な商品特長
(1) かわいいけど甘すぎない、モダンさと上質さを併せ持つデザイン
エクステリア
・ 立体感の強い造形に、広い室内空間をバランスさせた外観フォルムを実現した。
・ ひと目で「新型MRワゴン」と分かるキャラクター性のあるフェイスと、クラスを超えた上質感や安心感、安定感を表現したボリューム感のあるボディーとした。
・ 木の葉をイメージしたサイドウィンドー付近のシャープなラインにより、かわいさの中に引締まった印象を与えた。
・ 車体色には、新色のブラウン(マルーンブラウンパール)、ピンク(ストロベリーパールメタリック)を含む全8色を設定した。
インテリア
・ あたたかみある風合いに仕上げた新しい質感の「パイル(繊維)添加樹脂」を、インパネとドアトリムに採用し、お気に入りのリビングにいるようなリラックスできる空間とした。
・ インパネは、長円形をモチーフにしたやさしいデザインに、多くの機能をすっきりと上質にまとめ、スイッチ類など各部の操作も自然に行えるようなレイアウトとした。
・ オーディオは、インテリアにあわせてデザインしたセンターパネルや、クロームメッキ仕上げのボリュームノブを使用することで質感を高めた。
・ シンプルで機能的なデザインの大型盤面発光メーターを採用。メーター内には、大型液晶でATシフト位置を表示するとともに、瞬間燃費・平均燃費などを表示可能とした。
・ 内装色には、マルーンとベージュの2色を設定。外装色がブラウン、ピンク、シルバーの車両については、内装色の選択が可能。
(2) ショッピングがもっと楽しくなる、ママに便利な機能と装備の充実
・ キーレススタートシステムを新採用。携帯リモコンを身につけてドアのリクエストスイッチを押すとワンタッチで施錠・開錠ができ、キーを差し込まずにエンジンの始動もできる。
・ スーパーなどで普及が進む個人所有の買い物カゴを、安定して置くことができる「助手席シートアンダートレー&ボックス」を採用。
・ お子様のミルクやおやつ、化粧品などの小物を置くのに便利な、インパネ収納式の「インパネスライドボード[車検証ホルダー付]」を採用した。
・ インパネシフトを採用し、前席ウォークスルーを実現。シフトノブについては、小さな手の女性でも扱いやすいように、大きさと形状を工夫した。
・ 大容量の収納を確保する「大型グローブボックス」と、人目に触れさせたくない物を収納するのに便利な「リッド付インパネボックス(助手席)」など、女性のニーズに応えたアイデア収納を多数採用している。
(3) 子どもにやさしい機能と装備の新採用
・ インパネ上面にエアコン吹出口を設けることで、前後席の温度差が少ない空調環境を実現する「アッパーベント」を、軽自動車で初めて標準装備した。
・ 新開発ボディーや「吸音天井」などの採用により、車内の静粛性を大幅に向上。
・ 「消臭天井&シート」の採用により、いつもさわやかなクリーンな空間を実現。
・ 大きなサイドステップや長く大きなドアアームレストを採用し、後席への子どもの乗り降りに配慮している。
・ 助手席の背もたれを前に倒すことで、長い荷物を積むときに便利なうえに、後席の子どもとのコミュニケーションがとりやすくなる「助手席前倒し機構」を採用した。
(4) 基本性能
・ 新開発ボディーとワゴンRで好評の「新世代プラットフォーム」により、振動を効果的に抑えた快適な乗り心地と、優れた静粛性を実現した。
・ フロントシートスライド量を180mmから200mmに伸ばすとともに、シートスライドのピッチを15mmから10mmに変更し、体格に合わせたシート位置のきめ細かい調整を可能とした。
・ 4.1m(14インチアルミホイール装着車は4.4m)の最小回転半径と、電動パワステのモーター出力向上により、ハンドルの据え切り操舵力が低減して扱いやすさを向上した。
(5) 安全
・ 軽量衝撃吸収ボディー「TECT」や、前席シートベルト性能の向上などにより、乗員に対する優れた衝突安全性能を実現した。
・ ボンネットやフェンダー、ワイパー周辺部などに、万一接触時に歩行者の頭部への衝撃を軽減する歩行者傷害軽減ボディーを採用した。
・ ルーフ(屋根)と車体をつなぐピラー(柱)、ルーフサイドの内装などに、乗員の頭部への衝撃を軽減する頭部衝撃軽減構造インテリアを採用した。
・ 前面衝突の際に、ブレーキペダルがドライバー側へ後退することを抑制するブレーキペダル後退抑制機構を採用した。
・ 運転席・助手席SRSエアバッグを標準装備した。
・ 乗車人数や荷物の重量に合わせて前後のブレーキに最適な制動力を分配し、後輪ブレーキを有効に機能させるEBD(電子制御制動力配分システム)を4輪ABSに新採用した。
・ ISO FIXテザータイプのチャイルドシートを装着可能とした。(販売店装着アクセサリー)
・ 全車にセキュリティアラームシステムを採用した。
(6) 環境
・ 車室内VOC(揮発性有機化合物)低減のため、部材や接着剤を見直し、VOC揮発量を抑制。厚生労働省が定めた13物質の室内濃度指針値を下回るレベルとし、車室内の空気質に配慮した。
・ 燃費、排ガス性能の向上により、ターボ4WD車を除く全車がグリーン税制に適合した。
● 月間販売目標台数 6,000台
● メーカー希望小売価格(消費税込み)
商品名 |
機種名 |
排気量 |
エンジン |
変速機 |
駆動 |
価格(単位・円) |
※1 |
※2 |
MR ワゴン |
G |
0.66
L |
DOHC
VVT |
インパネ
シフト
4AT |
2WD |
1,016,400 |
☆4 |
◎ |
4WD |
1,134,000 |
☆4 |
◎ |
X |
2WD |
★1,121,400 |
☆4 |
◎ |
4WD |
1,239,000 |
☆4 |
◎ |
T |
DOHC
Mターボ |
2WD |
★1,231,650 |
☆3 |
◎ |
4WD |
1,349,250 |
☆3 |
|
※1 ☆4は平成17年排出ガス基準75%低減レベル認定車
☆3は平成17年排出ガス基準50%低減レベル認定車
※2 ◎は「平成22年度燃費基準」に対し、さらに5%の燃費低減を達成。また、「グリーン税制」に適合。
・ パールホワイト塗装は、21,000円高。
・ 「G」のABS装着車は、26,250円高。その他の機種はABS標準装備。
・ 価格にリサイクル料金は含まれない。

|